荒川アンダーザブリッジ登場人物 【シロ】

荒川アンダーザブリッジ登場人物 【シロ】

荒川アンダーザブリッジのシロ

上記の画像は、中村光オフィシャルウェブサイトにて、 5000hitリクエストなる企画のために描かれたイラストです。
フリーイラストということで掲載させていただいております

【シロ】とても爽やかな笑顔が印象的。
どこかの一流営業マンだったらしく、嫌味のない顔の持ち主だ。

シロ 解体白書

俺 端したの住人の中でシロは一番、設定(過去)がはっきりしていて、橋の下に居る理由も明確だ。 シロの電波はニノやカッパの電波とは質が違っていて、他人から見てもわかりやすい。 自分の線引きがされてある。それが白線の上しか歩けないということだ。

シロの過去や橋の下に住んでいる理由からするに、とてもリアルな人物だろう。 電波の質もリアルに実在する子供の延長にすぎない。 それが大の大人がしているんだから、つまりは社会のルールや誰かが引いた線の上しか歩いてこなかった人間の なれの果てみたいなものなのだ。その線から落ちることへの恐怖やその線を踏み外した時の劣等感がシロから溢れている。 つまり、シロは荒川愛んダーザブリッジの世界の中でリアルの残酷なモノの象徴なんだと考える。 シロは妻を愛するあまり、自分が良くない方向に向くと何故か妻が鶏になると思っている。こうなると電波さんたちでも リアルの残酷なものの象徴を止めることはできなくなり、シロの独壇場だ。どの勝負事でも電波さんたちは シロにはかなわないし、一歩ひいためで見ている。物語の中で引いた視点で書かれたモノは、作者の新城を 交えて表現されていることが私の経験の中では多いと思う。 それは言いかえれば、中村光氏が現実社会への疑問や矛盾をシロを通して荒川アンダーザブリッジにみていると言えよう。

いつも笑顔を絶やさないことは物語の世界では悲しみの象徴ともされている。 何故なら、悲しい出来事や寂しさを表現しようとするのは、まずその反対の楽しい出来事や笑顔が欠かせないからだ。 その笑顔が素敵であればあるほど、表現したい寂しさに真実味が増すというものだ。それはまた逆もしかり、 つまりは表現したいモノとの対極になるモノを素敵に描けば描くほど、物語の質も上がり、 グッと入りこみやすいものになり。
これは私の個人的な趣味だが、こんなにバッサリとシロを切っていても、シロという存在は大好きだ。

シロさん、アナタって大人は・・・

私 荒川河川敷の住人の中で、唯一本名(白井 通)が作中で明かされている彼。
北海道に住んでいる方はこんなにも大らかなの・・・?と思わされるようなスマイル、 そして・・・6年も帰っていない旦那に献身的な妻と娘。

荒川河川敷住民の中で最も社会性があるようで、やっぱり全く社会性を無視した生き方を貫いているオジサマです。
私も子供の時には自分で自分にルールを作り、「これが守れなかったら家族と離れて暮らさなきゃいけない」とか恐ろしい決まりを作って遊んだことがあります。だけどそれは、 子供ながらに「必ずクリアできるゲーム」に限ってだったと思います。 シロさんは無論、そんなことこれっぽっちも考えずに白線渡りのゲームを始め、 そのままその自分ルールに縛られて・・・河川敷暮らし、に至っている訳です。
・・・とまぁ、ここまでは良いのですが・・・
では、彼が何故河川敷に受け入れられたのか?河川敷で住む必要があるのか? というお話。私の仮説では、河川敷で住むためには河童である村長が考える 「ニノさんに必要なもの・持っていないものを伝えることができる存在」を持っている必要が あると思っています。ホシは恋愛感情を抱く異性、P子なら乙女な心・・・ まぁ、シスターとマリアさんは別の理由で存在しているように思いますが・・・
そう考えるとシロさん、一体ニノさんに何を伝えるために存在しているのでしょう?
考えた結果・・・それは村長・河童が思う「理想の大人」の姿が、シロさんそのものだったということではないでしょうか。ニノさん、大人とは、こうあるべきだ・・・そんなことを伝えるためにシロさんは存在し、 自分のルールをただ守るために毎日を楽しく暮らしている・・・ そう考えると、彼のバックグラウンド(営業職だったとか)も映えてくるように思うのです。 大人の男は、社会のルールよりも自分のルールを貫くほうがかっこいい、 でもそれは、とっても大変なことなんだよ・・・ はい、私にも伝わります。

ところでこのシロさん、出会った当初はひたすらスマイル、な人だったのに、 徐々に人相や話しぶりに変化があります。真剣な表情を見せたり、 険しい顔をしたり・・・
彼もまた、河川敷住人としてまだまだ進化(変化?)し続けている存在なのでしょうか?
あと、ただ寝袋を着ているだけなのに、なんだかダウンパーカーを着てるように見えてくるのは・・・ 私の目がだんだんおかしくなってきてるからでしょうか。

「中村工房2巻」にはシロの原型ともいえる人物が登場します。 出張先から突然帰ってこなくなったやり手営業・・・会社はどう思ったんでしょうね?地味に気になります。


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