荒川アンダーザブリッジ登場人物 【リク】

荒川アンダーザブリッジ登場人物 【リク】

荒川アンダーザブリッジの主人公リク

上記の画像は、中村光オフィシャルウェブサイトにて、 5000hitリクエストなる企画のために描かれたイラストです。
フリーイラストということで掲載させていただいております
音楽を聞いているリクさん。クラシックを聞きそうなイメージ。

【リク】どんな表情も、めちゃくちゃに顔を崩すことなく表現する主人公、リク(リクルート)。
自分がハンサムだとわかっている人間の表情だ。 しかし、橋下住人に感化されてか、徐々に喜びの表情が心から溢れているように見える。

リクの人物像を読み説く

俺 一宮カンパニーの御曹司で今まで挫折らしい挫折を味わったことのないリクは 荒川アンダーザブリッジの主人公にして橋下住人の唯一の社会派?常識派?
自分ではそういう風に思っているだろうが、勘違いするな、リクよ。 人生を豊かにしてくれるメタファーは、社会でも常識でもましてや金でもない。 それは恋と友だ!!そりゃお金がくさるほどあって社会的地位もあって 常識的な判断力があっるにこしたことはないけど、 それらがなくてもこれさえあれば人生は豊かだと思えるものが恋と友だと思う。 (お金がないから思うのか・・・否)
ちなみに私の妻の格言はこうだ
「お金で幸せは変えないが、不幸は回避できる」。
何とも鋭い格言だといつも感心する。

大金持ちの御曹司ともなると、完全に他人には理解できない何かを自分の中にもっているものだが、 リクにとってのそれが家訓である「人に借りをつくるな」なのだろう。 人に借りを作ったままだと、一族特有の持病が出る、からだけではないだろうが、 自分の中にある曲げてはいけないモノはそんなそれぞれあるはずだか、 それをお金で解決しようとするあたり・・・
更にそのお金も自分の価値だと思っているあたり、こいつは少なからずホシよりも別の意味でウザい。 リクが幼少のころから一緒に成長した知り合いだとすると、こんなやつだと諦めもつくが、 大人になって出会ったとしたらお友達にはなれないだろうし、 リクにもその気はないだろう。
だからこそだ。
だからこそ、リクはホシのようなライバル的存在が必要なんだろう。

リクだけは橋下に住んでいる理由がはっきりしている。ニノのためだけだ。 ニノとの約束のためだけに橋下にいるのだが、ニノのものすごい電波系の行動がまわりを 巻きこんで起こすトラブルのおかげ(?)で、リクも相当な電波さんになりつつある。 それはリクの感受性が高いからだろうか。リクというスポンジに、電波さんという水分が みるみる内に吸い込まれていっている。 これはリクが元々、社会といのつながりが薄かったからじゃないだろうか。 普通、ひとが社会とつながっている大きな理由は、欲や友や愛が強いからだと思う。 人は何かを欲したり、友がいるからだったり、愛のために社会とつながっていきているが、 リクは社会に対してこのどれも望んではいない。リクはどの橋下住民よりも社会から 遠いのかもしれない。 橋下もひとつの社会だと捉えるならば、リクはこの橋下の社会からも同様に遠いと言えよう。 だが、リクは橋下でいきなり恋人ができ、先生という職業を自ら選んだ。 そうすることでリクは(一般社会から遠かろうが)橋下の社会にとても柔軟に対応していって 人として生きようとしている。橋下のリクにとっての愛の象徴がニノで、 友の象徴が橋下住民、欲の象徴が一宮カンパニーといったところか。 謎のない陸が今後、荒川アンダーザブリッジでの謎をひとつひとち解き明かしてくれることを 期待するし、解き明かさないでずっとずっとい続けて欲しいとも思う。

嫌われ系エリート主人公は、とんだラッキーボーイだった

私 眉目秀麗、スポーツ万能、頭脳明晰・・・
おまけにそれらを鼻にかける。
荒川河川敷住人にもやや鼻つまみ者扱いをされていますが、それでも何故か憎めない。

お金持ちの御曹司、自分も自身の頭脳を生かして会社経営で成功(株でも大黒字!) そんな超「社会のエリート」であるリクさんが、完全なる異空間、荒川河川敷で暮らし始める・・・ という所から、物語はスタートします。
何故彼は、こんなにも愛されキャラなのでしょう。
自分が勝ち組であることも、社会の枠からはみ出していないことも知っている、 だけど・・・彼は荒川河川敷で徐々に「だからどうなの?」ってことに気づいていく。 その姿が・・・ドラマティックなのかも知れない。 また、「異空間」への溶け込みの早さも・・・微笑ましいんですよね。 もしかしたら、リクが社会では得られなかったものを荒川河川敷で沢山見つけていく、 そんなもう1つの大きなストーリーが、「荒川アンダーザブリッジ」にはあるのかも知れません。

又、主人公リクとヒロインニノさんとの恋模様も、甘酸っぱくて、いい。 それはもう、中学生レベル!?甘酸っぱいというよりは、まだ熟してない青々しいといったほうが いいかも。オバサンは見てて恥ずかしくなっちゃいます。
出会いは「義務感」からだったにせよ、「義務だから」と自分に言い訳をしない、 本心からまっすぐにそのことに向きあう姿、そして全力で目前の物事に立ち向かう姿勢・・・ リクさんの魅力は、そんな所にあるように思えます。 同じく、恐らくはどんなことにも全力で立ち向かうパパとはまた違う人生の答えを、 彼は出すような気がします。それこそが、男の子。
そう、リクさんの姿って、実は理想の男の子像なのかも知れません。

さて、そしてニノさんにとっても彼、リクさんの役割はと言うと・・・
言わずもがな、「未だ知らない恋心」を伝える恋人、な訳ですが、 それ以上に、彼女にとっての「鏡」のような存在なのではないかな、と思います。 リクさんを通して、社会と荒川河川敷との違い、考え方の違い・・・ これまで自分が思ってきた「正しさ」とは別の見解がある・・・ そのことを知り、彼女はより一層、「荒川河川敷」を見据えることができるのではないでしょうか。 リクさんという鏡を通してみるカッパ村長、ホシ・・・それはきっと、 これまで感じていたよりもずっと暖かくて、優しいものに思えると思うのです。
いや〜しかし、あ〜んな可愛い彼女が突然降ってわいて出てきたリクさん。 ホシという友人や村長、シスター、マリアさんのような暖かな家族、 彼は荒川河川敷で、これまで持っていなかったものを沢山手に入れます。 なんかほんとラッキーマンですねぇ。
でも、そのラッキーを得るために、彼がこれまで生きてきた涙ぐましい努力を考えると・・・ ラッキーって、がんばってる人の下に落ちるものなのかな。そう思えてきます。

それにしても・・・リク、なんていい名前でしょう。
本名である「行」よりも、断然本名っぽい。(元がリクルートだということも忘れそう) もうすぐ「荒川アンダーザーブリッジ」がアニメ化されると聞いているのですが、 そうなった時、荒川河川敷のニノさんやカッパ、ホシなんかに「リク」って呼ばれてるとこ、 すごく聞いてみたいなぁ、と思います。
そこには、ものすごい優しい気持ちが詰まってるんじゃないかしら。
私もカッパ村長に、何か名前をつけていただきたいな。
(インターネットがないと生活に支障がでる私は、 ネット、とかって名付けられそう。電波、とか・・・)


当サイトでは非営利、非公式で漫画家・中村光さんを紹介・応援しています。
個人で勝手に行っているもので、お金や商品のやりとり・出会いなどが発生するものでは一切ありません。

このように個人の作家さんを応援するサイトを運営するのはじめてで、正直勝手がわからないまま行っております。
どこかの団体さま、会社さまの不利益になる情報を記載するつもりはありませんが、何分初めてでわからないことだらけです。
失礼がありましたら、ご容赦ください。
そして、「こんなんじゃダメだよ」ということがありましたら、ご教授いただければ幸いです。

又、当サイトに関してご迷惑なことがあったり、内容に問題がある場合は ご連絡いただければすぐに訂正・削除をしたいと思っております。
不備がありましたら、メールアドレスにてご連絡ください。

叶うことであれば、ただ好きが高じて立ち上げてしまった当サイト、 多めに見てくだされば幸いです。